三宅徹底サポート!もう迷わない一日葬の極意

2018年04月10日

知っておきたい葬儀に関する食事の意味

葬儀に関する食事には通夜ぶるまいと精進落としという2種類があります。通夜ぶるまいとは通夜の後でふるまわれる会食を意味し、寿司などが出されることが一般的です。大皿料理でそれぞれ食べる分だけが取り分けられます。

精進落としとは本来四十九日の忌明けや初七日の法要でふるまわれていました。しかし最近では火葬を行った後で、親族や僧侶、世話になった関係者を中心にして精進落としがふるまわれるようになりました。精進落としには仕出し弁当や寿司、懐石料理などが選ばれ、鯛などの縁起が良いと言われている食材は避けられています。

酒もふるまわれますが、はめをはずしたりすることがないように注意する必要があります。お酒を飲むときには乾杯ではなく、献杯が行われます。献杯とは故人に捧げる杯のことです。乾杯するときのように隣の人とグラスを合わせたり拍手をするのは控える必要があります。

精進落としを食べて歓談を終えるまで1時間から2時間となり、長居することがないように気をつけなければなりません。食事を終えたら故人を偲んで思い出話などを行い、頃合いをみはからって帰宅します。精進落としをふるまう立場である場合には、僧侶にお布施をわたすのが礼儀です。

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